お忙しい中、当事務所のホームページをご覧いただきありがとうございました。皆様、新しい会社、新しい部署、新しい学校生活にはなれましたか?
精神疾患や発達障害をお持ちのかたは、人一倍新しい環境に慣れることって大変ですよね?
世間はゴールデンウィーク真っ只中。5月病とはよく言いますが、無理をせず頑張っていきましょう!
さて、4月の川口の活動を報告します。
4月の活動
4月17日 フリーランス家族会(@荻窪)に参加しました。
フリーランス家族会とは、杉並区在住の引きこもりの子供を持つ親同士の集まり。
ひきこもりの方の年齢は10代~50代まで様々でした。
私の立場では、引きこもりの方の自立へ向けての選択肢として、障害年金があることを少しでも広めたいとの思いがあります。
8050問題(80代の親が50代の引きこもりの方の生活を支えてる世帯が増えている問題)に対する解決策のひとつとして、こどもが20代のうちに、医療につながり、障害年金を受給して、貯め続ければ、こどもが50代になるころ総額2400万円程の資産が残っている計算になります。
しかし、現実問題として、医療に繋がらない方がたくさんいらっしゃると知り、問題の根深さと自分の無知を痛感しました。
4月20日 ASDグレーゾーンの交流会(@阿佐ヶ谷)に参加しました。
発達パートナーズ様主催のASD(自閉スペクトラム症)のグレーゾーンの方の当事者会にお邪魔しました。
グレーゾーンとは確定診断はつかないけれど、発達障害の傾向がある方々のこと。生きにくさを感じながら、社会的支援が受けられないのが問題の根深さです。
大人になって、ASDの確定診断を受ける方も多くいます。当事務所のお客様でも大人になって、ASDの確定診断を受け、ご依頼くださる方が多いです。
また、発達障害の確定診断が下りなくても、二次障害でうつ病などの精神疾患を発病したケースでは、障害年金を受給できる可能性があります。
4月24日 株式会社リカレント様のキャリアコンサルタント更新講習を受講しました。
実を言うと、私川口はキャリアコンサルタントという国家資格も所有しています。
障害年金の受給はゴールではなく、社会復帰へのスタートで、障害年金受給の「その先」がもっと大切だと考えています。
いずれは、「その先」についても、キャリアコンサルタントとして就職支援に携わりたいと考えています。
今回はそんなキャリアコンサルタント資格を更新するために必要な学習のために更新講習を受講してきました。
講習のテーマは「発達障害をめぐる職場での理解と支援・大学での就職支援」。私の日頃の業務にマッチしたテーマ。
知識を更新し続けることの大切さに気付きました。
4月28日 ふわふわ交流会(@下北沢)に参加しました。
ふわふわ交流会にお邪魔しました。
マイノリティや引きこもり、発達障害、双極性障害やその経験者を対象とした当事者交流会。
様々な困りごとを抱えた方とお話する機会となりました。
4月の実績
今月は3名の方の障害年金裁定請求手続きを完了しました。何度請求してもドキドキします。
また1名の方の障害年金支給決定のご報告をすることができました。やはり、支給決定のご報告は社労士をやっていて良かったと思う瞬間です。